実りあるとしでありますように

年内のカフェ営業は皆様に見守られ

無事終了しました。

年明けは1月14日日曜日からはじめます。

宜しくお願い致します。

 

ここ一年二年とできることを増やしたくて

自分にできることの精一杯をしてきたと

振り返ってみます。

 

できないのが

いやだから

やらない

思考からシフトチェンジを試みました。

 

すきだから

やりたいから

やれなかったこともできる

できたら嬉しい

もっとしてみる

できなかったらちがう方法も試してみる

できた

楽しい

 

もちろん壁やハードルはそのときどきありました。

まわりのサポートもありつつ自分からも助けを求められるようになり

なんとか乗り越えることできました。

世間ではトラウマと云われていることも

なんとか脱出した気がします。(たぶん・・)

 

感じたことは世の中捨てたもんじゃない

世界は広い

 

先日

お名前は存じ上げていませんがお顔がいかつくとも繊細で優しい料理人・シェフが番組に出ていました。

 

一度壊すことも大事(これは概念でしょうか?)

というようなことも言っていました。

(セリフは違うかもしれません。だいたいの意味です)

それで作り直し・組み立て直し

素敵な作品・素晴らし料理になる。(これは応用でしょうか?)

 

いちど作り上げてしまったモノや作品はもったいなくて

思いとどまろうとします。

でも違うアイデアや一歩先行くモノ・作品が思い浮かんだら

作り直すのもありです。

 

出逢いと再会の多い一年でした。

自分から動く・と待つを繰り返したおかげです。

本日川越喜多院の骨董市をぶらり散策しに行きます。

素敵な出逢いがありますようにと願っています。

 

筆 一月三舟

 

 

 

 

遺伝子細胞と鎖の輪っか

 

どう応えたらよくなるかな

どうしたらよくなるかな

気付こう

築こう

 

とよく考えています。

 

先日、自分たちでは初めての試みのイベントを開催しました。

裏方である自分たちの仕事は初めてづくしにてばったんばったんでした。

喜んでくださる方も

また友人ならではの叱咤激励された方も

当日来れなくても興味を示された方も

たくさんの反応がありました。

 

やってみなくちゃわからない。

 

と実行してみましたが、やってみたら得ることがたくさんありました。

 

仮説からの予想通りと想定外はつきものです。

 

昨夜というか、明け方に某番組で

ips細胞で有名になられた山中伸弥さんの取り組みが放映されていました。

遺伝子の研究をされていて

プロジェクトを自分で立ち上げ日夜研究されている様子を拝見しました。

 

仮説を立てて研究・試験内容を割り振る。

実験結果を報告する。予想通りと予想外があります。

また予想外の中では一概には失敗とは言えない

思いがけないギフトもあります。

そのうえで次の仮説を立て研究・試験内容を割り振る。

 

 

応えるべきはなにか

 

と常に考えているようです。

 

プロジェクトでは

たくさんの人を抱えます。

時間で共有し、その後は自身の研究に戻ります。

その時どう判断をするのか。選択をするのか。

 

進むべき道を悩んだこともあったそうです。

出した道は

 

鎖のひとつになる

 

だそうです。

同感します。

研究者ひとりひとりの一歩である

自分の鎖部分をしっかり作る。

それが世界レベルでの進歩へつながるのですね。

 

まるで行っていることは私の目には遺伝子細胞の鎖のように見えます。

 

興味の対象と同じに見える不思議・・

 

類は友を呼ぶことと同じなのでしょうか。

 

筆 一月三舟

 

 

 

 

建設業界の熱い漢たち

分野が違う

畑ちがいではないですか?

と言われそうです・・

 

ですが熱い情熱をもって動いている姿を目の当たりにすると

なんだかうずうずしてきて

自分の中にある魂にも炎がめらめらと揺らめきだすのです。

 

異業種間での取り組みはなにかできないかな?

と思い描いていたので

くすぶっていた火種から揺らめく暖かい炎に変わっていくのには

それほど時間がかかりません。

 

建設業界では

建設職人甲子園といったイベントがあるそうです。

業種違いのため昨日行くまではよく存じ上げていませんでした。

会社の仕事をしつつ

横のつながりを築き業界全体の向上を目指している気合いを感じました。

できる・できたを積み上げてきた漢たちの力強さも感じました。

 

お城を支える高くそびえる石積みのように

強くて頼もしく思います。

 

なんだか

ソウルフルな出会いにわくわくしています。

優しくてどっしりと構えつつ

ちいさな星のかけらの話にも耳を傾けてくださり

新しい試みにも興味を示してくださりありがとうございます。

 

いつかなにか楽しいこと

実現する際にはよろしくお願いいたします。

 

筆 一月三舟

徒然

どうしてかなと

思っていたことがありました。

 

ひとつめは著名な有名人・芸能人の二世タレントの不祥事についての成人に対しての親の釈明会見

ふとつめは殺傷沙汰の事件についてです。

 

ひとつめの親の釈明会見は先日ある方がテレビにて腑に落ちた

コメントを残されています。

親の偉大さを越したら(不祥事を起こした)子供に対して親が会見をすることはなくなるのではないかと。本人が釈明会見をするようになるだろうと。

 

なるほどと思いました。

切磋琢磨している子供にとっては痛くて辛い話ですが

年齢的には大人になっても親の庇護のもとにいるのは致し方ない現実です。

自分では気づいていないかもしれませんが、

先祖や親に守られています。

 

ふたつめは

いまタイムリーとなっている事件についてですが

事件を起こした方はひどい言葉をたくさん使っています。

本来言葉も使っていい言葉と

使ってはよくない言葉とあるはずです。

じゃあ

なんで使って悪い言葉が実在するの?

となると人に説明する際に

意味が通じなくなる場面に遭遇するので

創られたのではないかと想像します。

もし言葉に囚われることがあるならば

よくない言葉よりいい言葉に囚われたい囲われたい包まれたいです。

 

出来うるかぎりいい言葉をつかっていきたいものです。

そして

まわりである第三者になった時でも

おや?おかしいな?

と、当事者たちの予兆を気に掛けられるようでありたい。

 

ちょっと

もうひとつ気になる時事がありましたので付け足します。

 

水曜日郵便局というプロジェクトがあるそうです。

鮫ヶ崎という場所にポストが設置されているようです。

設置されているポストの手前には

周りにたくさん蔦が生い茂った古くて小さくて暗い

トンネルがあります。

たぶん

暗いトンネルの先に

明るく広がる光と

どこかの誰かとつながる灯台のような郵便ポストが

なければ行くのを足踏みしてしまいそうな雰囲気です。

でも

そこには海原を航海する人が迷わずに

陸地へ無事に辿り着けるよう

導こうとする灯台のような灯りが確実にあるのです。

行って見たい場所です。

投函された郵便物はここではないどこかへ発送されるようです。

(詳しくは検索してみてください。)

とても素敵な試み・プロジェクトだと思います。

 

水曜日郵便局を利用している方のコメントも気になりました。

手紙の結びに『今日も良い一日を』とか『幸せないちにちを』

といった言葉が使われていることが多いと言います。

 

ほんわかとなる言葉をつかえたら

まわりもほんわかとします。

大人になったら

選ぶ自由があります。

真似するとしたら

いいことを真似するを選択したいですね。

 

もうひとつ付け加えます。

とあるところに住んでいる女性がいます。

こどもたちにご飯を食べさせています。

どういった境遇でしょうか。おなかをすかせた子供たちは

はじめするどい目つきをしているそうです。

ご飯を食べてその女性の包み込む優しさがわかったのか

安心して信頼したのか

安堵の表情を浮かべるそうです。

その女性は訴えます。

『どういった境遇・環境で育ったとしても排除するのではない』といいます。

考えさせられますね。

 

 

どうか穏やかないちにちをお過ごしください。

 

筆 一月三舟

 

 

時間と時計

裏方も表方もこなす柔軟さ

時間と自由につきあうしなやかさ

 

いままでは

時間が足りない・・

もっと時間がほしい・・

と嘆いていましたが

どんなカタチでも組み合わせてつきあっていきたい。

 

昨日

『ばんどり』

といった伝統工芸の古民具に出会いました。

素材は藁が主体ですが

装飾性が高く素敵な模様や

さまざまな色も組み合わせて創られ

個性豊かに彩られ編まれています。

もともとの使い方は荷物を背中に背負う際の

体に負荷がかからなくするためのクッション材のような役割だったようです。

この地方(山形県庄内)ではムササビのことを『ばんどり』と呼ぶようで

背負った背中をみてムササビのように見えることから

『ばんどり』と呼ばれるようになったとも云われています。

祝い事の荷物を背負うこともあったようで

そこから装飾を競うようになったのでは?と思われます。

 

最初に

飾られていた老舗お土産物屋さんの若い店員さんに聞いてみてもすぐに的を得た回答はでてきませんでしたが、

店内を物珍し気に見物している間に調べてきてくれました。

 

興味深々

はほかの方にも映ってお互いの謎が解けていきました。

 

それぞれ収穫があるっていいことですね。

 

時間を無駄にしない

とよくいいますが

無駄な時間と思われる時間にも発見が転がっている。

と思う今日このごろです。

 

筆 一月三舟

 

 

 

 

 

 

苗を買って育てるのもひとつの方法

 

昨日

ちいさな実行がちいさな幸せの実をつけていました。

 

何年前のことだったでしょうか。

苗や種を売っている商店が市内にあります。

そのお店の軒先近くの庭先で

まるでスピンドル

天空にまっすぐそびえたつ一本の芯棒

ふっさふっさな大きな葉がまるで

宇宙からのなにかをキャッチしようとしているかのよう・・

お日様の光とパワーをほしがって空に向けて

葉を広げている植物の苗、

大きな葉に守られ、しっかりと芯棒にしがみつき

ぐるりたわわになった小さな緑の球体に

目が釘付けになり、こころ奪われました。

 

今年の秋

これから植える時期をむかえるというその苗にまた出逢い

今度こそじっくり取り組めると思い、育てることにしました。

店の庭先に土づくりをしておいた一角があります。

初秋に食べた蟹の甲羅なんかも混ぜてあります。

いつでも受け入れOKにしておいたのです。

植え替えました。

じんわりと効いてくるように、

土と苗の栄養となる肥料もほどこしておきました。

あとは自然にお任せです。

苗がしっかりしていました。

栄養とお日様の力を吸収する力がある!

きっと大丈夫と信じていました。

 

すくすく大きくなり

ん~実はいつなるんだろう?

おおきくなっただけかなあ?

とはじめてのことですので

ちょっとしたこころのさざ波はありました。

ほかのことをして気を紛らわせて

ときどき

元気にしているかな?と気にかけることにしました。

 

わあ。たくさんなっている。

芽キャベツのベビーたちの誕生です。

やったあ。

とおもわず小躍りと鼻歌がこぼれてしまいそうな

嬉しい出来事。ささやかな幸せの発見となりました。

 

よしよし

がんばったなあ。

環境を変えられても

雨風に耐えてここまでおおきくなったなあ。

 

お試しの一歩ができたので

種から育てられるかなとか

たくさんの株を育てることにチャレンジしようと

未来を思い描くのでした。

 

筆 一月三舟