汗して働く

暑い夏が続いています。

屋外での作業している方々

屋内でも動き廻る作業の方々

汗をかきたくなくとも

汗をかいてることすら忘れて

一生懸命仕事しています。

 

屋内の空調の効いた無味無臭をこころがけているオフィスなどで

じっとして作業をしていると

 

そういう汗して働く方々のことを忘れてしまうことも

あります。

 

人は動くと汗をかきます!

 

大量調理に携わっていたころ

当たり前のことですが

涙・よだれ・汗

髪の毛・紙・アルミホイル・ラップ

などは料理に入ることなく作業をすることになっています。

 

ですが、

排気(換気扇)があるには給気が必要で

室内温度は外気温と一緒

クーラーのあるところでも

釜2基+フライヤーもしくはコンベクションオーブン

を稼働すれば火をつかっているので

いやおうなくぐんぐん温度があがっていきます。

 

あるところに赴任しました。

空調設備は

壁掛け扇風機一基

(しかもその当時までよくぞもってくれました昭和56年製)

時間にはおなかをすかせた子供たちがやってきます。

時間との勝負です。

 

少人数の調理人です。

あれをしながら

これをして~

これをしている間にあっちをこなし~と頭に段取りを組みながら

動いていきます。

 

作業台から釜の様子を見ようと

さっと移動した瞬間

あち

熱風が肌を刺します。

 

温かい空気は上へいきます。

壁掛け扇風機がけなげにも

キャッチした温風を自分たちの方へと

廻してくれていたのでした。

 

気が付いたのは

食事を提供したあとのこと。

 

暑くてもなりふり構わず

安全に気を付け安心な食事をたくさんの子供たちに

時間には食べさせたい

一心でビニール手袋でサウナ状態になろうとも

汗が落ちないよう心を配って調理していた

そういった昔のおはなしです。

 

ちなみにビニール手袋とは

なににつかっているのか

現場に携わった方にしかわからないと思います。

 

大量調理ですと

家庭とは違います。

サラダ・和え物を素手で触ることはありません。

手洗いと殺菌消毒済の手の上に一枚使い捨て手袋で覆います。

その手袋のまま違う料理をする、途中でそのまま冷蔵庫を触る

などなく

使い終わったらゴミ箱に捨てます。

 

快適空間や快適なモノゴトの提供は

汗して働くモノのうえにある。

 

上がいいとか悪いとか

下がいいとか悪いとか

より

汗して働くモノがあるから

汗かくことなく働くこともできる。

快適空間ができる。

快適なモノゴトの提供ができる。

それを忘れてしまわないでほしいと願っています。

 

さて、もう一個ちなみますが

扇風機は埃を蒔き散らかさないのか~?

と思われた方いると思います。

 

厨房機器の清掃管理も仕事のうちでしたから

扇風機の清掃も定期的にしていました。

 

あまり細かい事を言ったり考えすぎたりすると

生きていくのがしんどくなります。

 

この空気中に目に見えない菌やらウィルス・ホコリ・チリ

などたくさん浮遊しています。

また、体にも善玉菌や悪玉菌いますし

悪玉菌が多くなると体に悪さしますし

善玉菌が多くなると外から入ってきた悪いモノをやっつけます。

パンを膨らませるのも酵母菌ですし

(嘘かほんとか定かではありませんが、銀座キムラヤの創業者は森の中に分け入り、パンを膨らませる菌を採集したとも聞いています)

ヨーグルトやチーズなども菌によってもたらされた産物ですし

顔には目に見えない小さなダニがいるとも聞いたことありますし

 

除外するというより

いい風に付き合っていきたいですね。

その場と環境でのベストを尽くしたいですね。

 

さあ、今日も暑くなりそうですが

あなたのできることと

一日を過ごしましょう。

 

筆 一月三舟