ひとのせいと ひとのおかげ

起きた出来事

ひとのせいとひとのおかげ

どちらでしょう。

起きた出来事に対して

嘆き立ち止まるのがひとのせい

起きた出来事に対して

考え立ち向かうのがひとのおかげ

になるのでしょう。

 

昨日

大宮東口で人と会う約束をしていました。

久しぶりの大宮で

久しぶりに会う昔の仲間と

どのお店にしましょうか。

と物色しながら散策していました。

 

すると若いお兄さんがあちらこちらに

立っていて

チラシ片手にこちらへ来ます。

 

呼び込みです。

ひとり元気なお兄さんがずっとついてきて

どういうものが食べたい?

予算はいくら?

いいお店ありますよ。とか言いながらついてきます。

もう少し周りのお店の様子を見たかったので

 

もうちょっと先行ってみますね。

 

とあまり気にも留めず

元気なお兄さんも次の方へいこうと去っていきました。

 

ここがいいかなと店先のメニューを見ていました。

もうひとり友人と合流でき

再会を喜ぶのもつかの間

違う若いお兄さんが来ました。

 

若いですが穏やかに

相手の中へすっと入り込む術を備えた人でした。

友人があれやこれや注文言ったり

Wi-Fiつながる?と質問したりしても

静かにきちんと受け答えできます。

お兄さんからも

ー飲み放題はどうですか。

ー生ビールがついています。

ー飲み放題いくらなの。

ー1200円なんです。

ーえ、安いね。

ー安いんですかね。ありがとうございます。

ーそのかわりといったらなんですけど

 二品ずつ食べ物を頼んでいただくことになっています。

ーああ、よくあるよね。

 まあ食べ物もどっちみち頼むからいいか。

ー大丈夫ですか。

ーうんいいよ。

とひかえめながらもアピールポイントをだしてきます。

 

といったやりとりをして

じゃあこのお兄さんのお店にしようか

となりました。

 

あの路地を入ってこのお店です。

と写真とお店の名前を言われてもピンときません。

ぽかんとします。

すかさずやさしく

ご案内します

と言い

手を斜め下目指す行き先方向へすっと差し出しました。

 

先頭に立ち歩幅を私たちに合わせ

時々後ろを振り向き

ーさきほどしつこく呼び込まれていましたが

どうでしたか?

ーうーん。べつになんとも。

ーあの子は今日が初日なんです。

ーへえ、なるほど。それで頑張っていたんだね。

ーそうなんです。

といった話を織り交ぜ

道中のコミュニケーションもとってくれます。

 

ビルの通路を入り

その先を曲がり人通りがあまりなく

しばらく歩き路地裏の角のビルの二階・・

ーああこの立地だから

呼び込みしなくてはなかなかお客さんが来にくいんだね。

ーええそうなんですよ。

 

一概に呼び込み禁止とは言っても事情があるのですね。

 

若いといっても

百戦錬磨

掴むことを心得ています。

これからの未来自分の長所を伸ばし

生かせる場面にどんどん遭遇していってほしい

そう願っています。

 

筆 一月三舟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筆 一月三舟