見方と味方 

多種多様なことをしている方

様々な角度から切り込んでいく

歩みを進めている方も見かけるようになりました。

 

オールラウンドクリエイターとでもいうのでしょうか。

二足三足の草鞋を履いているように感じます。

色々な道があるモノです。

 

色の認識もひとさまざまです。

 

木の肌はおおまかに見て茶色と分類されています。

(細かく言えばもちろん多種多様な色があります)

幼稚園くらいのときに木といえば茶色を塗りたくっていました。

ある方のお子さんが幼かったとき

木を描いて

『きいろ』

と言っていたのを面白がって

そのまま訂正せずにいたのだとか。

 

こどもにとって木の色だから

『きいろ』

漢字も知らないのだからそう思っても不思議ではない

おかしくない、むしろ当然の流れのように感じます。

耳に飛び込んできた

『きいろ』

からイメージした結果です。

 

あとからはずかしい思いをしたとかしないとか。

でも日常の一コマが

面白い話題になり思い出に残ることとなりました。

 

あるとき二男坊が

『ねえねえ、おかあさんってほんとのなまえじゃぁないんだよね?ほんとーはなんていうおなまえなの?』

キラりん

ちょっとした茶目っ気こころがにょっきりと顔をのぞかせました。いたずらしちゃおとふいに思ったのです。

『エリザベスだよー』

『へーえ、エリザベスっていうんだぁ。ねえねえなんさいなのぅ?』

こまった

こまったなんて言おうか・・

とっさに願望が10歳ほど鯖を読み

『はたちよ』

と言ってしまいました。

次の日には幼稚園の先生方から

『エリザベスさん』

とにやにやされて呼ばれたのでした。

 

連想ゲームみたいなおはなしですが

なにかのインスピレーションはそういうところからも

ヒントが舞い降りてくるような気がします。

 

自分が学生・生徒だったころの学校の授業は

授業から派生・脱線したおはなしの方が面白くて

眠い目がぱっちりして聞き入っていたなあ

なんてことも思い出しながら・・

そういえば

春の温かくなってぽかぽか陽気なある日、

急に課外授業なんて言って外へくりだし野の花の写生

がはじまったこともありました。

のどかだったのでしょうか。今となっては謎ですが人生の楽しい

ひとコマです。

 

どんな日があっても

こんな日があってもいいよ。

 

筆 一月三舟