時間と時計

裏方も表方もこなす柔軟さ

時間と自由につきあうしなやかさ

 

いままでは

時間が足りない・・

もっと時間がほしい・・

と嘆いていましたが

どんなカタチでも組み合わせてつきあっていきたい。

 

昨日

『ばんどり』

といった伝統工芸の古民具に出会いました。

素材は藁が主体ですが

装飾性が高く素敵な模様や

さまざまな色も組み合わせて創られ

個性豊かに彩られ編まれています。

もともとの使い方は荷物を背中に背負う際の

体に負荷がかからなくするためのクッション材のような役割だったようです。

この地方(山形県庄内)ではムササビのことを『ばんどり』と呼ぶようで

背負った背中をみてムササビのように見えることから

『ばんどり』と呼ばれるようになったとも云われています。

祝い事の荷物を背負うこともあったようで

そこから装飾を競うようになったのでは?と思われます。

 

最初に

飾られていた老舗お土産物屋さんの若い店員さんに聞いてみてもすぐに的を得た回答はでてきませんでしたが、

店内を物珍し気に見物している間に調べてきてくれました。

 

興味深々

はほかの方にも映ってお互いの謎が解けていきました。

 

それぞれ収穫があるっていいことですね。

 

時間を無駄にしない

とよくいいますが

無駄な時間と思われる時間にも発見が転がっている。

と思う今日このごろです。

 

筆 一月三舟