なにかの一歩

昨日も

素敵な襤褸アートを着ている方をお見かけしました。

と言っても

どなたかがアップされた画像で観たのですが・・

はっとする、目を楽しませてくれるモノはつい惹かれてしまいます。

今の世の中では見たい世界をスマホでもPCでも観れるので

すぐに繋がれて便利ですね。

黒電話でじー・ちりちりちりんと茶の間でダイヤルを廻していた

時代を経てきた自分には更新速度の速い時代になったなあと

感慨深いです。

 

襤褸アートですが

布を縫い合わせて一枚の作品にします。

それはもう出来上がりは山下画伯の貼り絵のようにでも

点描画や絵画のようにも見えますし

布の分野ではキルトやパッチワークにも見えます。

衣服としてみても

主に木綿地で創られることが多いのでじゃぶじゃぶ洗えるのが気楽です。

そして洗えば洗うほどささくれだったり自然に色あせした部分がまた味わいとなる。デニムのような感覚です。

古布探しから始めてカタチを想像して創りだす・・

手間のかかる作業ですね。

制作途中には修正や足していくこともあるでしょう。

 

名古屋の大須商店街

行ったときには

デザイナーズと思われる古布を中心とした和風布地と洋風デザインのコラボしたショップに出逢いました。

ネクタイにも穴の空いた、ささくれだった藍染や縞絣のスラッシュキルトが使われていてお洒落な布遊びにため息がこぼれました。

皮素材と蒲口が使われ、デザインは蓮の葉といったバッグにもみとれてしまいました。

 

最初の一歩は

ただの一枚のぼろぼろの布

そこに光を見出し立体的にして

新たな命を吹き込みスポットをあてる

個性を引き出す

素敵な作業と作品です。

 

日本人は感性の鋭い方が多いのだなと思います。

日常では鈍感になったほうが過ごしやすいのも確かです。

モノつくりの遺伝子をこころの内にもっているのでは?

と思います。

DIY人気も野菜つくりも料理も

ロボットをつくるのも服をつくるのもアート制作も

なにかをつくりあげたい気持ちの表れかもしれませんね。

 

これやったらどう?

とどんどんいわれるままにひゃー難しい、ひゃーわかんない、ひゃーどうすればいいの?知らない世界はこわいーといいながらも

一歩一歩歩いてきました。メカ的なことが苦手なのでした。

使い方を知らなかったからおそれていたのでした。

扉を開けること、一枚一枚開け続けることを続けてみました。

わからなかったら村人(その土地に住んでいる人)

武器商人(その道のプロ)に聴いてみること、

宝箱があるかどうか草むらを探してみること、

人生は実写版RPGさながらの旅だったのですね。

 

明日は

イレギュラーイベント

『女性のこれからの働き方・生き方 よろず相談会』を実施します。

起業に関わらずライフワークバランスや現在、興味あることなどにも

スポットを当てようとざっくばらんな相談会です。

プロの経営アドバイザーとプロの心理カウンセラーがサポートしてくれます。

 

場所はCAFE&antiqueのお店です。

時間の流れを忘れさせてしまう空間です。

ゆったりお飲み物をいただきながらおしゃべりをします。

癒されながらおはなしできます。

 

ご興味ある方はどうぞお越しください。

扉を開けるか開けないかはお選びいただけます。

 

筆 一月三舟