洒落

家康公生誕の地にて

黄色のボクサーパンツをお土産にと買いました。

金運や天下泰平のご利益などを絡めた洒落として

差し上げたかった方がいたのです。

 

ですが

履いて出かけた先で天候不順やら

本来の目的であった商談もあまりはかどらず

「これのおかげで散々だったよ」

と言われました。

 

・・・

「ん?ちょっと待って!」

 

本来の目的は達成できなかったけれども

行った先で

金からの菌につながって帰ってきたのですよ。

きのこを栽培しようと閃いて

伐採された木を買ってきたのです。

 

菌は

ばい菌として汚いもののようにとらわれがちですが

いい菌もあって

パンを発酵させたり

キノコができたり

チーズやキムチ、納豆も

菌+人の手が加わることにより

おいしいものができあがります。

 

時間をかけておいしくなるものを発掘してきた。

それだけでもいい収穫です。

『モノは考えよう』

です。

木を伐採して置いていた方もタイミングが合ってよかったですね。

「切っておいてよかった。訪ねてきた人と話をしてみてよかった」

となっていると思います。

 

洒落も役立ちました。

 

筆 一月三舟