いつか夜が明ける 目が覚める時

罪の大小より

余波と波紋の大小

 

を痛感するこのごろです。

 

鬼押し出しの奇岩のおはなしをしたような気がします。

幼い子供の時分に

珍しいからお土産に一個、二個拾って行こう

と言ったら

父に咎められました。

「山の標高がかわってしまうからやめなさい」と。

小さい自分は

「?」

きょとんとしてなんのことを言っているのか、

ケチなこというなんて・・

いっぱいあるから

ちょっとくらいいいじゃないの?

くらいに思っていた気がします。

 

鬼押し出しへ行った方が何人いるのか

そして

奇岩をお土産に・・と考え持ち帰った人がそのうち何人いるのか

何年の間・・と考えていくと納得できてきます。

 

ひとりのひとが誰かを糾弾するとして

何人のひとが賛同し

たくさん集まった言葉の刃がひとりの人に集まるのか・・

 

または逆もあります。

ひとりの人が救いの手を差し伸べて

未来につなぎましょうよ

と何人のひとが賛同して

たくさん集まった言葉の温かさがひとりの人にあつまるのか・・

 

どちらがいいでしょう?

 

完璧なにんげんはいません。

人間味のあるひとにも成功者にも誰にも失敗はあります。

 

転んで痛がっている人を横目に知らん顔で通り過ぎますか?

転んで立ち上がれない人をさらに踏んで通り過ぎますか?

転んで立ち上がれない人に手を差し伸べ引っ張り立ち上げられますか?

転んで痛がっている人に薬を用意する、薬を塗って介抱することできますか?

 

ということを

考えているこのごろです。

 

築くべきは未来への道を用意しておく。

誰が用意したっていいと思います。

 

ということで

本日はお片付けの一日になります。

倉庫がわりに借りたお宅の中に残されたモノを

使わないので処分します。

いちど空っぽにします。

掃除をして

綺麗に洗ったり拭いたりした古道具たちを仕分けて

仕舞う作業です。

ここ数日間、一人から二人で行っていた作業でしたが

今日は大勢で立ち向かいます。

きっと捗ります。

いままではごっちゃに詰め込んでいたモノたちでした。

これからはたくさんのモノが出入りしやすいように

空間を立体的に有効に使い

また

見た目も出すときにも分かりやすいようにするのが目的です。

さっぱりすると思っています。

進化と変化を楽しみにしています。

 

筆 一月三舟