栗の木と鳥と確率

お店の庭先に栗の木があります。

賛否両論で

邪魔だから切ってしまえ。

という方もいれば

鳥が来ていいよね

という方もいます。

 

栗の花は落ちるし、冬になれば葉っぱも落ちるし

雪が降れば枝は折れるし、鳥のフンは落とされるし、

と手のかかることはたくさんあります。

 

 

けれども!

切るのをはんたーい!運動をひとりでして

生い茂った巨大なブロッコリーみたいな

栗の木を遠くから眺めては、ほっこりと

にやにやしているのでした。(平野レミさんの伝説の料理も思い浮かびます。)

 

真夏の日差しを遮る木陰を作ってくれて

涼しいのがうれしいのです。

秋には実をつけるのが楽しみで心待ちにしているのです。

鳥がさえずり奏でるメロディに日々癒されているのです。

 

鳥のフンは

『運(うん)がついてきたね。』

と職業柄プラスにとらえています。

 

鳥は種を運んできますので

実りをもたらせてくれます。

 

ですからたまに3枚ほど購入する宝くじが外れていたとしても

あたりがでたらもう一本もらえるはずの

販売機のジュースがあたらなくても

『ここで運を使わなくてよかった』

となります。

 

もちろんあたったら

『やったあ。あたったあ。なに選ぼうかなあ。』

とうれしくなります。

 

どんなことでも、確率をあげていくことも

ありなんだなとおもいながら過ごしています。

 

筆 一月三舟