ぶらり代官山

代官山と聴いただけでクールで個性的でおしゃれな街を想像してしまいます。

昨日、もうかれこれ十数年ぶりに代官山を訪れました。

 

久しぶりに降り立つ駅舎の外は

ずいぶん様変わりしていました。

記憶も曖昧ですのでどこがどう変わったのか

うまくは説明できません。

ひとつ言えるとすれば空気感が違います。

 

自分がおとなになったのか・・

代官山にも何かの波がきて

幼いかわいいポップな雰囲気のお店が増えたのか・・

とノスタルジックに深けつつオーガニックのアイス片手に

ちょっとぶらりと探検して待ち合わせの時間を楽しみました。

 

 

おしゃれ感漂うその街は

ファッション界のイベントに似合う場所でした。

 

今回ご縁があり

ファッションブランドの新作発表会場へ足を運びました。

会場は中庭を取り囲むようにショップがコの字型に配置され、

都会の中にいることを忘れてしまいそうな雰囲気です。

緑の植物を効果的に使い、

木の椅子・テーブル・エジソンライト・鉄錆など

温かみを添える脇役たちを揃えています。

周りの雰囲気をシャットアウトできている空間ですので

ここは鎌倉?ここは軽井沢

と錯覚してしまいます。

照明が明るすぎず

中庭にはほぼライトがなかったように感じます。

ショップからの光くらいの陰影が

さらに木蔭感を出していたのかもしれません。

陰影効果も素敵な演出できますね。

 

先述のポップ感を感じたのは駅近くのショップでした。

ガラス張りの店内から溢れんばかりの

明るい照明がそう感じさせたのかも・・と

今分かりました。照明も印象を左右する大事なアイテムですね。

 

温かみとクールって絶妙なバランスで合うと思います。

さすが都会の建造物は

コンセプトに沿って創られているななんて感心したり

眺めたりして空間を楽しみました。

 

 

 

肝心の新作は

シンプルながらちょっとしたこだわりや繊細なディテールに重きをおいたクールなデザインが定評のあるブランドですので

素敵なデザインがたくさんありました。

長く使える飽きのこない

しっかりと創られたモノが多くあります。

 

実はデザイナーさんに気楽にお会いできる、おはなしできるチャンスかもーなんてお気楽に考えていたのですが

来場者さんもお洒落なのでどなたもデザイナーさんに見えてきて

く・区別つかない・・

み・見分けられない・・

状況でした。

 

お逢いしておはなししたかったです。

古布の魅力をお伝えしたかったのです。

 

最近では古布か古布様のデザインを取り入れたファッションも

人気のようです。

個人で創って楽しむ方はもちろんたくさんいます。

デニムや学生服の生産が盛んだった

岡山あたりでは、その技術から一歩進んだ

個性的でありつつ

これなら手持ちの素材と合わせられるなと思える

独自のデザインを発表しています。

 

昨年かおととし冬あたりに見かけた

さらに違うブランドでは

クールなブランドのようでしたが

藍染を継ぎ接ぎした半纏といっても過言ではない

ジャケットをみました。

 

皮ジャンと皮パンツ

もかっこいいですが

皮ジャンとフリルの

かっこかわいいみたいな感覚で

ギャップを楽しむのもありですね。

 

海外でも古布の着物が人気あると聴いています。

ジャパニーズいい国ですね。

いいモノがたくさん残されています。

あとは使い方と活かし方です。

 

いまを生かして未来へ繋がっていく・・

面白いことです。

つぎはぜひ布に限らず

例えば!里山でのショーとか

(ちなみに比企地域では自分の子供のころから

アクションヒーローモノの撮影がよく来ていました。)

川原も冠水橋もありますよ。

冠水橋ランウェイも面白いかもですね。

コラボできたらもっともっとおもしろいこと出来そうです。

なんでかって言ったら

都心から一時間くらいで来れる立地に

楽しめる創りだせる場所があるんだもん!

とまたまたお気楽に空想のツバサを広げて考えています。

 

筆 一月三舟