蚤の市は楽しいですよ

道玄坂蚤の市改め、

新年からタイトルリニューアルされた渋谷蚤の市へ出展しました。

天気予報では怪しかった空模様。

お空は気分次第

風次第で表情がかわります。

お日様があがりあたたかな日差しが差し込んだなか

たくさんの方が遊びにいらしてくださいました。

 

世の中では、個性個性といいますが

自分のアイデンティティを表現するということなのかなあ、

と思わされた蚤の市当日でした。

服装であったり

髪型であったり

インテリアであったり

持ちモノであったり

手技だったり

文章だったり

描くことだったり

創ることだったり

自分のイメージを実現化、表現する。

 

それは自分がしたいこと

着ていたいこと

身の周りに置いたら自然に笑みがこぼれること

 

渋谷蚤の市は

作家さんやアンティーク・古道具のブースが並ぶ

ビルの間にある広場に毎月一回開かれるマーケットです。

 

まだなにをしていいか分からない方には

インスピレーションを

作家活動されてる方には

部品集めにも

ただ観てまわるだけでも楽しいですよ。

 

古道具屋な く・せ・に

今回、ひとめぼれして衝動買いした

(いっかい見て数時間たってから

やはり忘れられない、と

購入を決めたので衝動買いではないかもしれない)

蛸の吸盤がインパクトあるシルバーリング。

これからアンティークとなっていくものかもしれないな、

とおもいつつ

愛でつつ

身に付けています。

 

蚤の市では

その日、その時、その価格での出逢いです。

身に付けて気分があがるのは

そのひとだけの極上な幸せ、プライスレスなのです。

 

 

筆 一月三舟

2018からの2019へ

ありがとう2018。

よろしくね2019。

 

謹賀新年。

なかなかブログ更新できてはいませんが

ほかの様々なことをして元気に暮らしております。

 

出逢いと別れ

かと思いきや再会など

人生はドラマティック。

会わないでいる間の

それぞれの成長が楽しみのひとつとなっています。

 

ここ数年の年末・年始の過ごし方ですが

晦日

がんばっている同年代の飲食店オーナー、個人事業主、食と酒をこよなく愛する方々と

ばかな話や真面目な話をしつつ

飲み明かすカウントダウン。

それぞれの世界観が交錯したり

解らなかったり分かり合えたりが

面白い。

元旦は、静かで穏やかなお寺に墓参りが恒例となりつつあります。

 

今年は素敵なおまけつき。

初日の出が観られたこと。

ばかばかしいことをまじめにやってからの

縁起の良い、吐く息の白さがきわだつ清々しい朝。

オレンジの光が温かく感じられました。

太陽と富士山よありがとう。

 

人生もそういう感じなのかなあ、と思いつつあった昨年

と新年での実感でした。

 

舟を漕ぎ出そうとしたのは、おおよそ三年前。

初めはちいさな舟でした。

心細そうな青白い顔して足元がふらふらして

ひとり漕ぎ出そうとしていた船長は、

三年後ぽっちゃりして足腰がしっかりし

大きな舟に船員とともに進もうとしています。

 

出逢いと別れ、再会よありがとう。

地図を広げて帆を張りコンパスの指す方向へ

また新しい出発です。

 

一月三舟は

気ままに

風の赴くままに

あちこちに

出没します。

普段はクールな表情でも

温かくお迎えいただくと嬉しそうな人懐っこい顔になります。

お逢いできる日を楽しみにしています。

 

筆 一月三舟

 

秋の恵みをいただく収穫祭

これやんなきゃ

って思っていても

いいアイデアが浮かばない。

パズルがうまく組み合わさった感覚のときのように

ぱっと出ない。

そういう時は

出掛けるのも億劫というか

出掛けることでそれができないじゃん。

 

なんて思わないで

えいやって

出掛けた方がいい。

違う景色、違う風景、違う世界のひと

と交わることで

なにか新しいインスピレーションが

舞い降りてくることもあるからです。

ちょこっと相談するのもありです。

三者の目は客観的です。

自分が見えなかったことが見えてきます。

 

と自分に言い聞かせて

自然の恵みを頂きに先日出かけました。

秋の日差しは夏の陽とは違って陰影をより強く映し出す。

緑の木々が橙に染まりつつある森に

青い絵の具一色で塗りたくったかのような空が似合う。

ああ出掛けてよかったなと思わせてくれます。

 

自然が年月をかけて創りだす造形には

人が真似したってかなわない。

自然風なことを創っても風でしかない。

いかにして近づけるのか・・・

 

斜めになった大木がありました。

苔が生えています。

宿り木。

ミクロとマクロが共存しています。

そして

子供心に火が点いて

大の大人が二人も登っても

優しく受け止める大きな木。

 

そうなりたいなあ。

そうありたいなあ。

 

その日に出逢った皆さんも

研究熱心だったり

自分の興味あることに進んで行ったり

美味しいモノを作ったり

多才な方々でした。失敗があったことも乗り越えて

どうしたら次はうまくいくのかと微調整をくりかえしています。

 

やはり『すすめ』ですね。

秋の恵みご馳走様でした。

舌にも

目にも

頭にも

心にも栄養を頂きました。

秋の一日を満喫・充実した日にしてくれて

ありがとうございます。

 

筆 一月三舟

 

 

 

 

ブルーピース

つなげるところ

つながるところ

みつけて

いきたい

 

舟に乗れ

帆を張り

舵をとれ

 

 

BLUEPIECEも

舟に乗る仲間を募ることにしました。

ワンピースみたいです。

 

筆 一月三舟

 

転がる草に釘付け

隙間や路地裏、余白などが好きで

縁側のようにフレキシブルに活用できる空間や

無駄に大きな土間や玄関がすきです。

多目的に使える場所は

効率的には無駄な空間のように見えます。

ですが

時にはハイパワー、ハイスペックな活躍をみせます。

 

 

ぎっちぎちで整然としていて少しの隙間もなく

皆が同じ方向をいっせいに向いていて

も効率的にはいいかもしれません。

 

でも

休める場所がない気がします。

容れたいときに容れる場所がないのです。

これは人にも当てはめていえるのではないでしょうか。

 

おおきなお屋敷、玄関を入った先に屏風が置かれている

風景を見かけたときがあります。

『素敵ですね』

というと

これは襤褸隠しなのよ

と言われました。

 

奥ゆかしさも含めて、見えてない部分でさえも美しい。

 

はたまた、オープンな方もそれまた全部が自分と言った感じで

パワフル全開で素敵です。

 

陰と陽

 

画一化は

なんの魅力も自由も無くなってしまうような気がします。

 

餌を確実にもらえるが自由のない籠の鳥がいいのか

餌はとれるかとれないか分からないけれど

空を自由に飛べる鳥がいいのか

 

餌は確実にもらえて自由に飛べる鳥がいちばんいいのですが・・

餌はもらえず籠の中がいちばんつらそうです。

 

それを模索しているのかもしれません。

 

トップには小さなとりこぼしを根こそぎ吸引しようという

管理重視ではなく

なにかを生み出すかもしれない

利益を生み出すかもしれない

自由なツバサに援助・後方支援という追い風を排出して

ロングターンの目を求めたいです。

 

 

個々の成長を慈しみ育み促す仕組みがあってほしいです。

 

西部劇でお馴染みの荒野に転がる草

「タンブルウィード」真剣な面持ちのガンマンの横で

我関せず、ほのぼの転がる草。

西部劇といったらあの転がる草を思い浮かべます。

風に吹かれてるだけに見えて

一見なんの意味もないような草にだって

なにかの役目がある。

 

転がる草は種子をあちこちに蒔いているそうです。

荒れた大地に生きる(デメリット)と風を利用(メリット)して

ころころ転がり

子孫をあちこちに残しているようです。

 

近年では転がる「ダンブルウィード」がたくさん集まって

人を困らせてるとか。

なんだかおもしろい。

両方とも生きている、それだけのことなんですけどね。

 

筆 一月三舟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちえのわと個性あるカタチの道具

嬉しく成ったり

悲しく成ったり

振り幅に揺れ大波に呑み込まれそうになるのがこわいのか

嬉しく成ったり

悲しく成ったり

振り幅がある波を乗り越えたり波にのっていくから人生面白いのか

 

モノやコトとの出逢いから

生まれて行くストーリー

 

ヒストリーを創っていくのは

今この場所から

 

日本の文化とヒストリーにリスペクトしている方に出逢いました。

言葉が違うのでやり取りに時間がかかります。

身振り手振り、あの手この手でコミュニケーションを取ろうと

お互いクールな表情とは裏腹に

アツいやり取りしている間になぜか親近感がわいてきます。

 

それは

多分

『素』の自分がでているからだと思っています。

好きなコトや見えているモノが似ているのかもしれません。

 

なにかを生み出す創れる方って素敵ですね。

 

直せる方もいいですね。

 

なにかを生み出す創れる直せるができたらいいな。

 

ちょうどタイミングが合い、地元から駆けつけてくれた方もいて

嬉しかったです。

普段と違う場所と空間でおはなしするのも楽しかったです。

 

古い道具に出逢うとそこから見えてくる

囁きかけてくるストーリーに気づくと

知りたくなる

 

のは同じです。

 

撤収のお楽しみミッション?

あとひとり分の座席確保して荷積みをする!

と号令をかけました。

 

三人寄れば文殊の知恵

ちえのわのように

個性あるカタチの道具を積み合わせて

なんどか積み直して

見事ミッション成功!

 

帰り道、同じように荷物を積んだ知り合いの車に遭遇しました。

わくわくを積み、いったりきたりの夢を運ぶ車。

地元へ戻る旅も楽しくなりました。

 

 

筆 一月三舟