秋の恵みをいただく収穫祭

これやんなきゃ

って思っていても

いいアイデアが浮かばない。

パズルがうまく組み合わさった感覚のときのように

ぱっと出ない。

そういう時は

出掛けるのも億劫というか

出掛けることでそれができないじゃん。

 

なんて思わないで

えいやって

出掛けた方がいい。

違う景色、違う風景、違う世界のひと

と交わることで

なにか新しいインスピレーションが

舞い降りてくることもあるからです。

ちょこっと相談するのもありです。

三者の目は客観的です。

自分が見えなかったことが見えてきます。

 

と自分に言い聞かせて

自然の恵みを頂きに先日出かけました。

秋の日差しは夏の陽とは違って陰影をより強く映し出す。

緑の木々が橙に染まりつつある森に

青い絵の具一色で塗りたくったかのような空が似合う。

ああ出掛けてよかったなと思わせてくれます。

 

自然が年月をかけて創りだす造形には

人が真似したってかなわない。

自然風なことを創っても風でしかない。

いかにして近づけるのか・・・

 

斜めになった大木がありました。

苔が生えています。

宿り木。

ミクロとマクロが共存しています。

そして

子供心に火が点いて

大の大人が二人も登っても

優しく受け止める大きな木。

 

そうなりたいなあ。

そうありたいなあ。

 

その日に出逢った皆さんも

研究熱心だったり

自分の興味あることに進んで行ったり

美味しいモノを作ったり

多才な方々でした。失敗があったことも乗り越えて

どうしたら次はうまくいくのかと微調整をくりかえしています。

 

やはり『すすめ』ですね。

秋の恵みご馳走様でした。

舌にも

目にも

頭にも

心にも栄養を頂きました。

秋の一日を満喫・充実した日にしてくれて

ありがとうございます。

 

筆 一月三舟