古い建物の魅力をのこす

侘び寂びもよし

豪華絢爛もよし

 

ぱっと異彩と輝きを放つのは

誰でも気が付きます。

 

好み的には侘び寂びの奥深い部分にも多く惹かれます。

どのような日常で使われてきたのか・・

これからどのようにしてそのモノの個性を

素敵に輝きを増すように使おうか・・

ここにあるモノ

を次に生かす。

 

茶人も茶道という

ひとつのモノを引き立てるには

まわりとどう組み合わせるか

昇華させるかを考えていたのではと想いを馳せます。

 

茶碗ひとつ

道具ひとつ

茶室ひとつ

障子越しに眺め愛でる庭ひとつ

 

そのひとつひとつが組み合わさって

ひとつの妙・一体感と成す。

 

そうありたい。

 

本日お越しくださった方は古民家を譲り受け

リノベーション計画中です。

ご自分の趣味と知人の生業を生かして

未来へつないでいきたいとお考えです。

先日からうずうずこころのうちに在ったモノが

その語らいのなかから

ほろほろ溶かされて躰に沁みいり

こころの奥深く感じたのでした。

 

しっかりとした造りや意匠を凝らした古い建モノが好きです。

そのなかに人の手仕事をかいま見ることができるからです。

そのなかに人々の暮らしをイメージすることができるからです。

自分ではいまのところ叶わなかった夢を

実行されようとしている方がそこにいました。

数ある星の中から選んで下さりありがとうございます。

夢の実現へ向けて応援いたします。

次に生かすお手伝いを喜んでお引き受けいたします。

 

筆 一月三舟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東松山の歴史をみてきた階段箪笥

CAFE店内に階段箪笥があります。

CAFE&antiqueのお店を創りたいと

駆け回っていた時に

東松山市内の大正時代くらいの素敵な古民家住宅に

昭和初期くらいのモダンな床屋さんが併設された『島野床屋』

『BARBERシマノ』さん宅に佇んでいたモノになります。

建てモノの魅力に惹き寄せられ

ここでCAFEをつくりたい!と思い何度か足を運びました。

 

東松山市には材木町という町名があります。

その昔、秩父あたりから材木を運んでいたこと、

その運ばれた材木で建てモノを作ったりしていたと聴きました。

 

住んでいた方とも大家さんとも

お話しになんどか伺わさせていただきました。

秩父事件』の際に暴徒に襲われ

柱に刀疵もありますよと見せていただいたこともあります。

 

願いは補修という

広大な金額の壁にぶつかってしまいました・・

古民家をリノベーションするには

じっくり時間をかけて自分たちの手で行うか

金額をかけてプロの業者さんに頼むかと

その当時は二択をしていました。

どちらにしても

補修金額を貯めようと悪戦苦闘をこちらがしているあいだ

待っていただいたりもしましたが

そののち

売却が決まってしまいました。

そのかわり

大家さんが古い時代のモノに理解してくださっていたので

取り壊しの前に

形見分けのように譲っていただくことが出来ました。

 

人とともに暮らし何代にもわたり使い込まれた

寂びれた風合いが残されている

今はお店を支えてくれる存在の階段箪笥です。

 

骨董屋さんとして古道具を扱っていますので

いつかは手放す日、お嫁に出す日もきてしまうのかも・・

と思うと心の中は揺れています。

静かに見守る看板娘?看板おばあちゃんかもしれない存在。

夢を実現するための拠り所として

心も支えてくれていたのですね。

 

貴方はもう大丈夫よ

と言ってくれてるのかな。

まだまだ甘えてもいいのかな。

 

筆 一月三舟

 

 

 

 

 

 

ウーマンビズフェスタinかわごえへ行ってきました

11月23日(木)勤労感謝の日は川越ウェスタに行ってきました。

ウェスタは県の施設ですが

ウニクスという複合商業施設と隣接してあり

ひとの流れを受け入れる導入部分の

エントランスである広場が広くとってあります。

有料ではありますが駐車場もあるので車移動の多い

地域社会にはありがたい存在です。

 

埼玉県では女性起業支援施設や

女性向けの創業支援制度が充実していると感じます。

与野に創業支援センターもあり

予約制で専門家が相談にも乗ってくれます。

なにかとつなげていこうといった風もなぜか感じます。

 

さて今回はというと

 

女性スタートアップ塾にて

同期でセミナーを受講して知り合った友人が

出展するというので駆けつけました。

セミナーを受けたのは二年ほどまえだったでしょうか。

当時は構想が広がりすぎたり

煙をくゆらせながらあーでもないこーでもない

と悩める者同士でした。

現在ではお互いに進みたかった道を

あっち寄り道こっち寄り道しながらも

こっちの道が進んでいきたい大きな道でしょと歩んでいます。

 

幸いなことに

朝は降っていた雨が途中でやみました。

県のイベントと知っての来訪者や

それとは知らずに複合商業施設へ来た方の客足との相乗効果

晴れ間がのぞいたことでエントランス広場では

かわいいグッズや焼き菓子のマルシェが軒を連ね

キッチンカーが何台か並んで

CAFEやカレーライス・焼きたてピザなどでにぎわい

人が集ったり人の流れができていました。

地域のヒーローでしょうか。

なに者かはわかりませんが

ヒーロー戦隊が来ていてお子さん連れも楽しめた様子です。

ビールや帆立と牡蠣といった海の幸を焼いてる露店も

広島焼やたこ焼きの露店もありましたので

老若男女楽しめたのではと思います。

 

イベント出展ブースは屋内での展示・お知らせ・販売です。

各起業家がそれぞれの特色や技術・事業内容を

机一個分の小さなブースにまとめ上げています。

 

友人はフリーで選挙時のうぐいす嬢と司会業をしています。

司会業のかたわら

出向いた先で知り合った方々との交流を経て

企業間マッチング・コラボレーションを試みています。

各企業間を移動して活動し

第三者としての視点で現場を見てきた

彼女だからこそできる仕事だと思います。

困った部分やさらに高めていくにはどうしたらいいか

こういう催しをしたいなと企業がつぶやけば

それを聞いたフリーで動いている彼女が入ることにより

こことあそこをつないだら面白いことができるのでは?

とヒントからアイデアがとびだし

次のアクションやイベントにつながる

もしくはつなげるのです。

ちいさな企業間だからこそできるチャレンジということも

あるかもしれません。

 

一時間の講座も受け持っていた彼女、

ブースの人出が手薄になる時間帯にお手伝いしました。

ご本人のアピールするチラシや名刺はもちろんですが

つなげた企業のイベントアピールなど

もりだくさん過ぎて説明もついつい早口になってしまいます。

こども向け・ファミリー向け・社会人向けのイベントマッチング

していますのでお話しできる層が幅広くて助かりました。

改めてここへ出展するためにほぼひとりでこなしてきた

彼女の仕事量の凄さを感じました。

 

まるでひとり百貨店です。

 

百貨店は楽しいイメージです。

いろいろな世代が質の良い自分このみの品モノを求め

いちにち楽しめるプレイス。

そうしたい、そうなりたいと憧れますね。

 

おつかれさまでした。

すぐに次のステージへ行かれるとはおもいますが

ほっとひとだんらく、束の間の休息をおとりくださいね。

 

筆 一月三舟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いちにちの過ごし方

気分が落ち込むときもあります。

実は連日二つ鍋を焦がしました!

口はあんぐり肩はがっくり

やる気がどーんと谷底へ吸い込まれていきました。

ことことじっくり煮込んで野菜の旨みが溶けだしていた

あのスープ・・またいちからやり直しか・・

しかもなべ底に焦げが・・

 

と、どんどんマイナス渦に

自分で自分をぐるぐるなると巻きにならないよう

今度は

自分を奮い立たせたり励ましたりする言葉を

こころのなかでどんどんつぶやくようにしています。

 

なると巻は見ていて不思議でたのしい食材ですけどね。

鳴門海峡で獲れたお魚も荒波に揉まれて

脂がのって美味しいですけどね。

 

火がでる前に気が付いてよかった。

鍋を焦がしただけでよかった。

焦げを根気よくとればいい。

今ある鍋をうまく使いこなしてもいい。

買い直してもいい。

まだ気が付ける自分がいた・・

次は焦げる手前に気づけるように作業工程組んでおこう。

 

とても気になる

幸せの口癖と幸せの口を持っている方

 

『ん~おいしいね』

『ん~しあわせだね』

『たのしい~ね』

『すてき~』

 

単純ですなおな言葉です。まわりを幸せにします。

はっとしました。

これはまねしちゃおと思います。

 

自分で言った言葉を守られる方もいます。

『仕事帰りにでも寄らせてもらいますね』

となにげなく言っていた方

 

『寄るって約束したのに日がたって

遅くなってしまってすみません』

と言いました。

とても律儀で有言実行な方です。

 

こちらはなんにもとがめたりしませんよ。

むしろ寄り道を楽しみにあたまに思い描いてくれて

ありがとうございます。

 

すてきなことやすてきな言葉、すてきな行動

 

みつけたら

もうすぐにまねしちゃお。

 

いいことあってよかった。

 

 

筆 一月三舟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立体工作ブームのつづきのおはなし あるある

よく

あるあるばなし

ありますね。

 

一時期レジ打ちのバイトへ行っていたときが

あります。

何故行っていたのか・・はまたの機会にでもすることにします。

妄想を膨らませてお待ちください。

どういう想像するのか、想像してくださったかが

こちらとしても興味深く面白いですね。

 

レジ打ちあるあるで

一人がレジに並ぶと吸い込まれるように次々人が並んで

忙しくなるという現象が多々おきます。

 

くだらない想像ですが

①一人が先頭に立つと『あ、自分も会計しなくちゃ』といった

 反応が無意識に起こる。

②先頭に立つ方の『会計して帰ろう』といった脳内の微弱電波

 周りの人にも流れる。

③流れに巻き込まれる。

④ただの偶然。

 

いままではただの偶然と思っていましたが

なにか目には見えない電波が人間から発せられているのでは?

と思うこともあります。

 

音についてもそうです。

聴こえる音

聴こえない音があります。

 

人がなにかをしだすと自分もしたくなってくる。

うずうずしてくる。行動したくなってくる

ということもあります。

言葉でいうと影響を受ける

ということなのでしょう。

 

気になる

ということもあります。

急に友人の顔を想い出して、

あ、連絡とってみよう!

という時もあります。

そういう時はなるべくすばやく連絡をとるよう心掛けています。

すると友人も

なんだか連絡取ろうと思っていたの。

なんてこともあります。

 

ということで

いま工作物をどう仕上げていこうかと考えつつ

頭にガウディがぽわーんと浮かんできていますから

ちょっと遊びこころをたしていこうかなと思っています。

 

ちいさな空間ですから難しいことではない気がします。

 

どちらが先かあとかなんてことは

おかまいなしで

たくさんのやりたいこと

たくさんのすきなこと

たくさんのたのしいこと

できる範囲からしていきたい。

 

筆 一月三舟

 

 

 

 

 

 

立体工作ブームの再来

野菜がたくさん収穫できそうで喜んでいる

おとなりさんは

得意の溶接で

無人販売のお店を組み立てています。

 

あらあら

楽しそう

と工具・道具がたくさん庭先に散らばっていたので

ショーウィンドウ構想・計画を少し進めました。

 

天井は空の青がいいと

水色ペンキを塗りたくって

壁は白が映えるよねとオフホワイトの漆喰を塗って

乾かしてあります。

 

後は床張り

残ってあった古材やらを引っ張り出して

寸法を測り切り出しました。

並べてみたりして

考えていることと一致しているかどうか

足していったほうがいいものはどこか

が分かって来ます。

 

プロではなく素人ですから

すきなように

自由な施工でいいのです。

セオリーをしらないからこその発想でもOK。

結果オーライです。

 

おとなりさんはというと

作り出すと凝ってしまい

当初の計画よりかなりの重量感があります。

時間もかかりました。

倒れたり屋根が飛ばされたりしない

頑丈でしっかりとしたモノを創りたかった様子です。

かわいらしく上手にできています。

 

仕事の合間を縫いなんども足を運んで

虫と草との戦いを乗り越えてきた

愛情たっぷりのカラフルな新鮮野菜が

かわいらしい無人販売のお店に並ぶ姿を想像して

いつでもなんでもつくっているのでしょうね。

たくさん売れたらもっと嬉しい

きっともっとやる気でちゃいますね。

 

筆 一月三舟

 

 

ガウディに憧れています

 

ピカピカしたものが眩しくていましたが

肌の手入れをみっちりしたモニターのおかげ?で

自分の肌が皮膚がもっちりしっとりしたおかげ?で

ピカピカ・キラキラもいいかもね

と思い始めた一月三舟です。

苦手な分野を

『よし、やってみようか』と

期間限定でやってみたから

ちょっと好きにメーターの針が寄ってこれたのかもと思います。

 

 

黄金の延べ棒でも発掘できる予感がします。

とほほ笑みを浮かべています。

 

いいイメージを思い浮かべたり

インスプレーションを言葉にするのも

未来を想像していくのも

時にはいいものです。

 

こうしたいとこうなりたいと

口にだすのもありです。

願望とは願い望むものだから。

 

いま興味があるのは

数学です。

幾何学模様やアールで装飾のある扉を見たときや

サグラダ・ファミリアなどガウディの建造物を見たときの視点、

わあ素敵と思う感覚

アールデコ調ね、ロココ調ねとか言う感覚

とはまた違ったモノの見方ができるのではないかと

勝手に想像してしまいます。

文系の扉をあけて

数学の扉を閉じたままにいたので

数学は弱くて『2』とか補習とかの行進でした。

学校の勉強ですと

ひとりひとり分かってもわからなくても全体の行進が

進んでしまうのでみちくさだいすきな自分は

おいてけぼりにされても

しゃがんで野の花を眺めて

蟻の行列をじいっと見つめて

ときには綿あめみたいな雲をみて唾をごくりと飲んだり

活字がすきなので

辞書でも地図でも

電話帳でも言葉を拾ってえんえんと読み続けてしまったり

すっかり

文系だと脳が思い込んでしまっていた感じがします。

 

 

わからないこと

わかったら楽しいだろうな

見方も変わるだろうな

できること増えるだろうなと考えます。

 

 

 

筆 一月三舟