微弱な電波もキャッチする

人生はひとそれぞれ

苦難も楽観も両方舞い降りる

そこでも選択されます。

 

向上心の強い方はある一定を過ぎると

できなかったことを拾いがちです。

こんなはずではない

もっとできる

自分の理想が高いからこそ向上できてきたことが

出来ないことがおおくなってくると

自己否定へ転がっていく場合もあります。

 

自己肯定につなげるためには

もうすこしだけ肩の力を抜いて

もうそろそろ固くて重い鎧を脱いでもいいでしょう。

と最近自分に言い聞かせています。

四半世紀生きてきてあとは今までしてきたことで得たことを

後世に残す番です。

 

そして、したかったけれども

様々な理由でしてこなかったことへ

目を向けてもいい時期です。

 

昨日お逢いした方は、人生の荒波を乗り越えてきた方です。

お話を伺ってみて幾多の波にもご自分の置かれた環境下で

どうしたらいいかをその都度考えて行動できた方のように

見えました。

 

得の話をされました。

人生のとある時、

田畑や山の開発から買収の話が舞い込んできたそうです。

お話を聞く限りでは高額の買収ではなかったようです。

なので選択は、売りますという人、売りませんという人に分かれました。

人生は分からないものです。

開発の話は流れ、契約もなかったことになりました。

田畑や山はもとどおり元の持ち主へ

提示された金額の半分を開発者へ、半分は土地所有者へとなったそうです。その際に考えさせられたといいます。

開発の話に乗らなかったので

流れを第三者の目でみています。

全部の自分の欲・全部自分の得することを考えず

相手も自分も

お互いがよくなる道を選ぶことがいいと思ったようです。

 

女性同士、共有・共感できる部分もあり

お話と共同作業がたくさんできました。

ひとりでもできますが

フットワークが鈍いときもある

ふたりですれば

フットワークが軽くなり、行きにくかったところへ行くこともできる。

作業も作用も格段に上がります。

 

『今日は朝、急に思いたってこちらに来ました。』

朝からなんとなくそわそわ

新緑の山や青い空、車を走らせる姿が頭の中に浮かんできていました。

洗車をして花粉や黄砂も洗い流してさっぱりしたので

相棒でもある車も、久しぶりに遠出をしたかったのかもしれません。

『なんとなく呼ばれたような気がしました。』

というと

目をまんまるにして、何かをわかったように

うん。うん。とうなずいていました。

 

たとえ微弱な電波だったとしても

キャッチしていきますとも。

 

 

最後に

『儲かったらまた遊びに来てね』と

ずっこけるような笑ってしまうような嬉しい言葉を頂戴しました。

励みになります。そしてその一言であの方の笑顔を思い出すことできます。

 

人生の荒波を乗り越えてきた人の言葉は

深くてそして逞しい。

思わず笑顔になるチャーミングなお言葉です。

 

今回は、女性に出逢ってお話する機会が多かったです。

たくさんの出逢いに育てられています。

 

筆 一月三舟